ton200907第54回・朝粥食べておシャベリ会

ご講演「龍馬の悩みー坂本家の後継者問題について」のお話を京都国立博物館・考古室長宮川禎一先生から戴きました。
先生は古代朝鮮半島の新羅土器の研究がご専門ですが、昭和初年ごろに寄贈され京都博物館考古室保管の龍馬の手紙にふれられ重文級の手紙を発見され、今や龍馬研究の第一人者とも言われるお方です。 お話は幕末志士で活躍暗殺された面でなく、土佐脱藩後の坂本家の跡目で悩む竜馬の手紙から、人間龍馬の「優しさや気配り」心境を読み取られたお話が中心でした。 私的な龍馬の姿が見えるような気持ちになり感慨無量でした。
来年N H K 大河ドラマ「龍馬伝」を広い角度で見られると思います。
後の朝粥会の定員はオーバーでしたが、皆様の腹六分目のご協力で全員の方にお召し上がり戴けました。