「トリス」は、1946年(昭21)、敗戦直後の混乱期、米不足で日本酒の醸造も制限されていた頃、薩摩芋を主原料に連続蒸留器でアルコールを精製、それに原酒(モルト)5%をいれ商品化。 1950年(昭和25年)頃に「うまい」「安い」のキャッチフレーズで発売開始。「トリス」の名称は、社長の鳥井氏の「鳥=トリ」と社名の「寿屋」の「寿=ス」を使ったと聞いている。