ton200810十月一日は日本酒の日

この頃から酒造りが始まるので、この日を「酒造の元旦」として祝っている蔵元もあるそうです。
1965年(昭40年)まで、酒造年度が「10月1日から翌年9月迄(現在は7月から翌年の6月)」だったので、業界(日本酒造組合中央会)が1978年(昭53年)10月1日を「日本酒の日」と定めました。
当時、全酒類一位の座をビールに明け渡した日本酒は洋酒と挟み撃ち状況の危機感もあったのでしょう。 明治時代から酒税は国税の大きな部分を占め、酒業界は国の統制下に置かれていましたが、反面保護され形でも有り、酒質の良くないものが出回る状態が「日本酒離れ」に影響を与えました。
平成元年にヤット戦時中からの「日本酒の級別」が廃止され、今や「酒sake]=日本酒という世界語になるほど評価が上がっています。 最近は女性若者の愛飲家は増えましたがマダマダ完全復活には程遠い状況です。 日本酒は古代から面々と生活と文化の中で続いて来ました。
十月一日は是非とも多くの方に日本酒を飲んで戴きたいのです。