お酒の免許には製造と販売免許の2種類あり、江戸時代明暦3年(1657)に「酒株制度」がつくられ、それが明治13年9月に「酒造税則」として酒製造免許になりました。酒販売免許は昭和13年4月「酒造税法」改正時制度とし導入されました。 当時は「日本勝った日本勝ったシナ負けた」と提灯行列、花電車で有頂天になっていた時代です。政府は膨大な戦争費用を賄うため「酒税」収入の全てを、国で管理するため販売免許つくりました。当時酒の税金は「軍費」の多くを賄える程膨大なのもでした。そのため脱税、密造を防ぐため、製造から流通、消費まで「大蔵省」が掌握したのです。そして70年間経過した今年左の記事のとおり実質的に酒販売免許は無くなります。